1ヶ月ほど前に、車でモールに行く途中で「ギョギョッ!!」としてヒジョーに気になっていたお店です。
今回わざわざ近くに車を止めてもらって一人で覗きに行ってきました。
Taxidermy。剥製師とでも言うのでしょうか?
この左側の窓はどうやら工房。
前に走ってる車から一瞬見た時でさえ、ショウウィンドウにギッシリ飾られた白っぽい大型動物の異様な迫力にビビっていた私なので、そもそも店内にまで入る勇気はなかったんだけど、近くで見たらあまりにリアルで顔が引きつるくらい本当にコワかったです。
ドアは開いていたけど、幸い(?)内側の鉄格子ドアが閉まっていたのでちょっと安心。
やはり山や森の多い土地柄、狩猟やってる人も多いでしょうから鹿とかムース、山のヤギ(?)、鳥などが多いようです。
でも、手前にいるのは、ラ、ライオン?
同じものを博物館で見たら大丈夫なんだけど、やはりこれはこの薄暗い狭い空間(下の画像はわざと明るくしたけどホントは暗い)に比してスゴい濃い〜〜密度で剥製が詰め込まれているせい?
リスや小鳥とかも含めたら、300匹くらいいそうな雰囲気、いや、もっといるかも。
写真では分かりにくいんですが、奥の方まで、天井以外の空間すべてにギッシリ詰まってます。さらに奥に工房のようなものが・・・。
前に車から見た時には確かになかった、黄色のセロファンが窓を覆っていたので、もしかして店をたたんでしまうのかも。既に窓もホコリを被っていて営業している雰囲気はなかったです。
帰り際に建物を見たら「売り出し中」になってました。この膨大な数の剥製はいったいどうなってしまうのか?
ちなみにこれを見た何日か後に、日本の変わりものじいさんたちのインタビューをまとめた「都築響一の珍日本紳士録」と言うサイトを知って、その中に偶然、世田谷で剥製屋さんをやっているおじいさんの記事があって読んだんですがかなり面白かったです。
本当にこの仕事が好きで、死んだ動物を見ると剥製にしたくなってしまう。心の底から剥製が愛おしくてたまらなくて、自分の作った剥製を「ちゃん」付けで可愛がっている心優しき方なのでした。
そもそもレジャーとしての狩猟には反対だし、その獲物を自慢のため剥製にして飾る人や、自分の亡くなったペットを剥製にして側に置いている人のことも理解できないけど、なんだかこういうことを考えながら剥製を作ってるおじいさんがいるってのはいいな、と思ってしまいました。
あと「元大学教授の女装家」ってのも興味深かったです。他のはまだ読んでいないけど、たぶんどれもそうとう「変」。
June 2, 2007
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2 comments:
うちのいとこは、車で狸をひき殺してしまい、供養のためにマフラーにしてもらって身につけていました。・・・人それぞれです。
す、すごい・・・・。
まあつまり、結果的には無駄死ににはならなかったってこと、・・・なのか??
でも、それよか自分が殺しちゃったドーブツが、自分の首にいつも巻き付いているってどうゆう気持ちなのかねぇ・・・。
いや〜〜、人それぞれです。
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